Let's note CF-NX2にFedora 22を入れて最初にやったこと
レッツノートいいよね、リース落ちが多いから中古も手に入れやすいし。というわけで、ジャンクのNX2を手に入れた。 Fedora 22 Workstationをインストールしたものの、そのままではエッジスクロールが使えないのと、ディスプレイの明るさが変えられなかったので、それらを有効化した手順について書く。
エッジスクロールの有効化
丸いトラックパッドはレッツノートのシンボルであり、当然その縁に指を滑らせればスクロールできて然るべきである。 /etc/X11/xorg.conf/50-synaptics.confに、以下のオプションを加えれば、エッジスクロールが有効になる。
Option "CircularScrolling" "on" Option "CircScrollTrigger" "0"
CircScrollTriggerは、エッジスクロールの開始位置を指定するオプション。スクロール開始位置を8方向で指定できる。0だとエッジのすべての位置でスクロールが開始できる。 このあたりはArchLinuxのWikiに詳しい。
50-synaptics.confの全体はこんな感じにした。
Section "InputClass" Identifier "touchpad" Driver "synaptics" MatchIsTouchpad "on" Option "HorizEdgeScroll" "on" Option "HorizTwoFingerScroll" "on" Option "TapButton1" "1" Option "TapButton2" "2" Option "CircularScrolling" "on" Option "CircScrollTrigger" "0" EndSection
エッジスクロールの他に、二本指での横スクロール、二本指タップで右クリックも有効にした。Windowsのドライバだと、トラックパッドの下辺から開始するスクロールを横スクロールに割り当てられて便利なのだが、これがLinuxのデスクトップ環境でも可能ならもっと良いと思う。
ディスプレイの明るさを変えられるようにする
インストール直後だと、ディスプレイの明るさがGNOMEの設定パネルからもキーボードからも変えられずに難儀した。
いろいろと調べた結果、[ubuntu] Panasonic toughbook CF-F9, LCD brightness problemの方法でうまく行った。
曰く、GRUBのカーネルコマンドラインオプションにacpi_osi=
を加えればよい、とのこと。Fedora 22はGRUB2なので、次のように実現する。
1: /etc/default/grubを編集する
/etc/default/grubの、GRUB_CMDLINE_LINUXに、acpi_osi=
を追加する。
デフォルトの状態のファイルに追加したら下記のようになった。
GRUB_CMDLINE_LINUX="acpi_osi= rd.lvm.lv=fedora/swap rd.lvm.lv=fedora/root rhgb quiet"
2: 設定ファイルに変更を反映する。
/etc/default/grubを編集したら、下記のコマンドをrootで実行する。
$ grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
そうすると/ boot/grub2/grub.cfg に変更が反映され、次の起動時からディスプレイの明るさが変えられるようになった。 GRUB2の設定の仕組みはこのあたりを参考にした。
バイクで転倒した話
今年の6/20にバイクで転倒した。備忘のために、その前後で何があったか書いておきたい。
事故から翌日にかけて
6/20(土)、おれは昼過ぎに自宅をバイク(スーパーカブ50)で出発し、草加の島忠ホームズに向かった。草加のシマホは日暮里舎人ライナーの終点近くにあり、行きも帰りも尾久橋通りをまっすぐに進むだけである。用事を済ませて帰路についたその途上、尾久橋で転倒した。
現場の尾久橋だ。ここは舎人方面から片側3車線で荒川と隅田川を渡ってきた尾久橋が、上の画像で一番手前の車線が宮の前交差点に、内側の2車線が交差点をオーバーパスして日暮里方面に分かれる場所で、その分岐部分にタイヤを取られて転倒した。画像中央に1本だけ曲がったラバーポールが見えるが、おそらく縁石に乗り上げてこれに当たったのではないかと思う。通り過ぎる車は結構スピードを出している場所なので、後続車がいたら死んでいたかもしれない。